古美術工芸品 2F
日本と世界の美術工芸品
武家から庶民、中世から現代まで 暮らしに息づく美術工芸品 陶磁器、漆器、金工品、木工品、染織品など様々な日用品のなかで、美的価値をも追及したものが工芸品です。多様な装飾が施された甲冑などの武具は、まさに工芸技術の結晶でも...
【所蔵品解説】黒楽茶碗 のんこう/江戸時代
黒楽茶碗 のんこう(楽3代道入) 江戸時代 9代了入極箱 不審庵表千家13代 宗左(即中斎)銘 太平 楽焼は16世紀後半に茶道の発展とともに起こった窯です。この作品の作者、楽焼3代目楽導入は通称「のんこう」...
【所蔵品解説】小堀遠州志野焼/桃山時代
志野焼 桃山時代鉄絵茶碗 銘 飛鳥川 小堀遠州極札 現在の岐阜県で16世紀に起こった窯です。この作品には茶道の祖ともいわれる小堀遠州が名品と認めたという短冊が付されています。
【所蔵品解説】蒔絵印籠と精巧な彫刻の根付/江戸時代
黒漆に金の漢字モチーフの蒔絵と、釣瓶と蛙が彫られた柘植の「根付」が美しい印籠(ピルケース)。ユニークさ、華やかさ、わびさびも感じられる逸品です。
【所蔵品解説】伊万里焼 色絵 沈香壺/江戸時代
伊万里焼は、17世紀後半から18世紀にかけ、有田周辺(現佐賀・長崎県)で焼かれ、伊万里港から欧州向けに輸出された陶磁器の総称。沈香壺は、中に香木を入れ、来客時に蓋を開けて香りを漂わせるためのものでしたが、その優美な装飾は...