2F/日本と世界の工芸品

武家から庶民、中世から現代まで
暮らしに息づく美術工芸品

 
陶磁器、漆器、金工品、木工品、染織品など様々な日用品のなかで、美的価値をも追及したものが工芸品です。多様な装飾が施された甲冑などの武具は、まさに工芸技術の結晶でもあります。
工芸技術の多くは、古く中国や朝鮮から伝わり、日本の風土や暮らしに根差した美意識とともに独自に進化。金粉や銀粉で漆器に絵柄を描く「蒔絵」など、世界が認める技術となりました。
当館では、日本の工芸が大きく花開いた江戸-明治時代の作品から舶来品まで、数々の名品を展示しています。

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